『「私、何も分かっていないかも。最後のクラスまで少ししかないのに、どうしよう。」という焦りの気持ちがありました』
というメッセージをもらいました。
かつて、他にも同じ気持ちの人がいたと思うので、そんな方達へ。
「わかった気」が一番の落とし穴
スピを学ぶ ほとんどの人が、無意識に「ちょっと練習すれば、プロ並みのことができるようになる」と思っています。
スピに限らず、他の分野でも同じでしょう。
YouTubeを数本見て「なるほど、こういうことか」と思った瞬間に、もう半分わかった気になって、なんならプロを相手に評価しだしちゃったり。
卒業生対象の練習会でも習っていないクラスなのに、話を聞いているだけで、分かった気分になることってあると思うのだけど。
あれ、ほんとに危険なんですが、人間の脳の働きとして、ある意味自然なことでもあるから厄介。
学びの方向音痴にならないで
本当に怖いのは、「何も分かっていない」ことじゃなくて、「分かっている」と思いながら、実は何も分かっていない状態です。その状態だと、質問も生まれない。疑問も湧かない。「なんかうまくいかないな」と思っても、どこを直せばいいかすら見えない。
方向音痴な人が、自信満々で間違った方向に歩き続けている感じ、とでも言いましょうか。
「分かっていない」と気づいた瞬間、解像度が高くなる
だからメッセージの「私、何も分かっていないかも」という無知の自覚は、良きことです。
哲学者ソクラテス先生もきっと褒めてくれるはず。
そして、ここからが本番です!
「あれはどうすればよかったのか」「この原理がわかっていない」「もう一度基礎から確認したい」…….そういう、解像度の高い疑問が生まれてくるから。
それまでは、思考パターンの癖による問題でしかなく、まだテクニックレベルのことじゃなかったはずなんですよ。
でも、ここまできたら、学びの質が変わります。
「終わりが近い」からこそ、気づけた
クラスの終わりが近いからこそ、この気づきが来た、という側面もあります。
最初の頃は、まだ「自分が何を知らないか」すら分からない。学びが進むにつれて、はじめて「自分の知らない領域の輪郭」が見えてきます。
「何も分かっていないかも」は、それだけ前に進んだ証拠です。
終わりは、本当の始まり
クラスが終わっても、学びは終わりません。むしろ、本当の練習はここから始まるのです。
ブラッシュアップルームはそのためのサポートですし。
「何も分かっていない」と知っている人は、伸びます。なぜなら、学ぶべき場所が見えているから。
それは、成長の入り口に立っているサインです。
だから焦らなくて大丈夫!

