権威あるリーダーからセッションを受けると、「この人が言うなら、そうなんだ」と、すべてを鵜呑みにしてしまいがち。 それ自体は、人間の心理として無理のないことです。
「何でも疑いなさい」と言いたいわけではありません。不健全に疑念の強いエネルギーは壁になり、リーディングそのものを妨げますから。セッションに臨むときの「開いた状態」は大切です。
今日のテーマは、もしあなたがリーディングを習得しているなら意識してほしい、この二つのバランスについて。
どこから取った情報か?
リーディングで受け取る情報には、必ずといっていいほど「文脈」があります。 たとえば、「〇〇の地に行くと、あなたは前世を思い出すでしょう」という言葉。 いわゆるメジャーな場所が挙げられることが多いのですが、 なぜかというと、多くの魂がそこで転生を経験しているからです。かつて文明が栄えた場所なんてなおさら。だから「その場所と縁がある人」の数も、自然と多くなります。 でも、あなたの魂が旅の途中で深く影響を受けた場所は、もっとパーソナルな、地味で目立たない場所もあるかもしれません。
「大都市の人生」と「山奥の人生」
少しイメージしてみてください。 地方の山奥、人里離れた集落で生まれ育った人が、その後、東京のど真ん中で人生を歩んだとします。 あるリーダーは「賑やかな場所に縁がありましたね」と言い、もう一人は「静かな場所ですね」と言う。 どちらも「正しい」。でも、2つには視点の違いがある。リーディングを習得していない人はこの時点で、どちらかが間違えていると判断するでしょう。
もっと簡単にいうと、一人は太い(鼻)を見て、もう一人は細いもの(尻尾)を見る。でもそれは違う視点から見た「ゾウ」かもしれないのです。

学んだ力を、「受け取る場面」でこそ使う
せっかくリーディングを習得したのに、いざ自分がセッションを受ける側になると、思考停止で「はい、そうですか」と受け入れてしまうのはとてももったいない。 受け取った言葉を起点に、自分のアンテナを動かしてみてください。
「この情報から他に何がわかる?」 「もし自分がリーディングするなら、ここからどう掘り下げる?」 そうやって思考ではなく、情報と対話することで、もらった言葉はあなたの内側で立体的に展開していき、より深いメッセージへと変わっていく。
リーディングを習得したあなたには、情報を受け取る力と、それを読み解く力の両方が備わっています。使いこなしましょう。

